テレワークで生産性は上がるのか

どっちなのか、キニナル!
コロナ禍で「密を避ける」ことが絶対になり、大規模イベントはおろか会議や飲み会、しまいには出勤すらNGになりました。そんなこんなで急激に拡大した「テレワーク」を余儀なくされた人々は、会社での仕事と同じ、もしくはそれよりも生産性が上がっていると感じているのでしょうか?
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はたしてテレワークで生産性は上がるのか

多くのワーカーが突如として会社からテレワークを命じられ、「会社に出勤しなくても仕事はできるじゃん」と気がついてしまったこの半年。テレワークを礼賛する声もある一方で、コミュニケーション不足でメンタルをやられる人もいるようです。
厳密には、テレワークはカフェなどでの仕事も含んでおり、自宅で仕事をする場合はとくに「在宅ワーク」ということになります。家庭の事情や環境もあるので、人それぞれの部分も大きいのですが、はたしてテレワークで生産性は上がるのか、上がらないのか、双方の意見を見てみようと思います。大手メディアも各種のアンケートを行っているようなのでそれも織り交ぜながらご紹介していきますね。

テレワークに関するアンケートの結果

テレワークに関するアンケートの結果バイリンガルの人が利用する転職サイト、「ヒューマングローバルタレント」が行ったアンケート調査の結果によると、アンケート対象となった日本人241人のうち74%もの人が「在宅ワークを行ったことがある」と回答しています。
そして、生産性について尋ねた設問に対しては、テレワークで生産性が「上がった」が45%、「変わらなかった」が29%で、結果として下がらなかったと考えているワーカーが74%にも及んでいました。

一方、日本経済新聞社が社長100人にアンケートを行った結果によると、新型コロナウイルス感染対策として何らかの形で在宅ワークを取り入れている企業は97.9%にも及びましたが、生産性が上がったかどうかを問う設問に対し、「変わらない」が54.6%、「上がる」と答えた人が20%、「下がる」と答えた人も8.6%いました。
従業員を対象にしたアンケートと違い、生産性が上がると考えている社長さんは少ないようですが、「少なくとも生産性は下がらない」と考えている社長は70.46%にも及んでいることがわかります。

最後に管理職です。従業員同士で相手の働きぶりを称賛して少額の報酬を送りあう仕組み「Unipos」を提供するUnipos社が今年4月に上場企業の管理職に行ったアンケートによると、「高くなった」、「とても高くなった」、「変わらない」が合わせて55.3%、「とても低くなった」、「やや低くなった」など「低くなった」と感じている人が44.6%にも及びました。二つに分かれた感じです。

アンケートを行った時期にもよるのかもしれませんが、立場によって評価は微妙に分かれているように思います。
ただ、どちらかの意見が圧倒的とは言えないこの状況で、双方にどんな言い分があるのか、次に、具体的な意見を拾ってみたいと思います。

テレワークでより生産性が上がった派の意見

テレワークで生産性が下がった派の意見

テレワークで生産性は上がるのか?上がらないのか?

否が応でも、在宅ワークやテレワークがウィズコロナの新しい生活様式として定着しつつあることはたしかなようです。
少なくとも通勤時間がなくなった分は確実に生産性は上がるのでしょうけれども、双方の意見をみると評価はやはり真っ二つに分かれています。
企業の文化や個々人の考え方によって、どちらをベースに習慣化するのが適しているかということで、どちらが優っているという話ではないでしょう。
ただ、他国にくらべ生産性の低さを指摘されてきた日本人が、こうしてテレワークに移行しても、元の習慣や考え方を改めなければあまり効果はないのではないかという気もします。
 

ぜひお聞かせください。
あなたはテレワークで生産性が上がると思いますか?
それとも上がらないと思いますか?
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みんなの意見(49件)

    
    

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