本場フランスのシェフと共同開発!洋菓子の魅力を底上げする函づくり

本場フランスのシェフと共同開発!洋菓子の魅力を底上げする函づくり

他業種からアドバイスをもらうことで視野を広げることができる

 

――もし人材を募集する場合は、どういう方が御社にマッチすると思いますか?
「今は募集をかけていないのですが、数年後には募集する機会があるかもしれません。マッチする人材で言ったら、自分で考えて行動する人。言われたことをこなすのではなく、こなしつつも工夫を入れることができる、もっとこうしたほうが良いという自分の考えを出せるという人が望ましいですね。
――ちゃんと自分の考えや意見を言えることが大事なのですね。
もちろん、意見というのは勉強して経験がないと、なかなか言えない部分なので、やみくもに現状を否定する人も困っちゃいますけど、言われたことをこなすのが100点とは考えないでほしいなと思います。
――では、最後に読者の方にメッセージをお願いします。
僕は今36歳なので、経営者の方から見るとまだまだ若輩者で偉そうなことを言えませんが、荒川区の若手経営者の会に参加していますので、周りの人からのアドバイスをもらって自分の中で咀嚼し、使えるものは使うというスタンスでやっています。困ったことがあったとき、他業種からヒントが得られることもあり、自分の肥やしにもなるので、経営者同士の交流会みたいなものがあれば、ぜひ参加されることをおすすめします。

インタビューを終えて

82年前のお祖父様の代から始まった函作り。奇をてらったことはせず、ただただ、函を受け取る人、組み立てる人に喜ばれる工夫を追求し、横のつながりを大切にしてきた竹前さん。
話を聞いているうちに、自社の利益だけでなく、業界全体の未来を守りたいという思いが伝わってきました。
インタビューをした日から、ケーキを買うときに、函の作りにも注目して選んでしまうようになった榎並でした。

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