荒川区大好き!地元の人に愛され続ける建設会社に吹く新風

うちはゼネコンの中ではかなりホワイト

 

――これから、三芳建設さんのことをどういう人に知ってほしいですか?どういう人に出会いたいですか?
社会に早く出てしっかり仕事をやりたいたいと思っている若い人たちには、どんどん出会っていきたいですね。建設業界の固定概念をいったん崩して、うちに来てもらいたいという思いがありますね。今後、若い人たちがどんどん減っていきます。職人さんの中で高齢の人たちの割合が上がっていく状況はもう見えています。建設という、みんなで物を作る仕事は、舞台でも何でも変わりません。若い人は、自分が認められて輝くことばかりやりたがりますが、それは長続きしないと思います。僕に言わせれば、SNSでチヤホヤされているなんて、『仲間うちだけでやれよ!』と思うんです。
――他には、どういう人が御社にマッチすると思いますか?
単純に素直な子ですね。体力がなくても、素直な子であれば、やっぱり持続します。荒川区は下町ですから、新しい子でもぱっと受け入れてくれる環境がちゃんとあるんです。あとは本人のやる気次第ですよね。もちろん。
履歴書を見なくても、言葉と目と表情で、どんな学校生活を送ってきたのかがわかるという南雲さん。目から受け取れる情報はとても大きいそう。
ちゃんと目を見てお話をすれば、必ず相手もわかってくれるよ、ということを若い子に言ってあげたいです。私が入社してから、この数年で若い人を6、7人増やしたので、若返りもできてきたんです。
――建設業には3Kのイメージがありますが、最近では女性の現場監督さんなども増えてきていますし、誤解も多いと思います。
うちではみんなが現場監督なんですけどが、現場監督の仕事というのは全然3Kではなく、どちらかというとディレクターの仕事です。そういう誤解はちょっと悩ましいですよね。
――テレビCMでも女性を起用したりしてイメージも変わってきているとは思いますが、「建設の仕事をどうしてもやりたい」という人は少ないかもしれませんね。
おっしゃる通り、ガテン系は嫌われてしまいますが、そこまでガテン系の仕事ではないんですよ。給与面でも、資格を取れば上がっていきますし、いろいろな手当もありますから、手取りが僕よりも多い人も結構います。労働環境にしても、福利厚生すべて含めて、残業もそこまでありませんので、うちはゼネコンの中ではかなりホワイトだと思います。
――三芳建設さんでは、今後どのような事業に力を入れていかれるおつもりでしょうか?
ウイークリーマンション事業は始めて3、4年経ってきているので、もっと力を入れていきたいと思っています。ずっと継続して歴史もある建設業の中でも、新築にはもっと力を入れられるところがあると思って、今いろいろなことを模索しているところです。
伝統を守りつつも新しい風を吹かせようとしている南雲さんの静かな情熱が、榎並にもひしひしと伝わってきました。そしてもう一つ榎並が感じたのは、南雲さんの荒川区に対する愛です。
 
――今のうちにここに住んでおくといいよ、というお勧めの区はありますか?
ぶっちゃけていいですか。それは荒川区です!超穴場ですね。
――荒川区のどのあたりがいいんですか?
西日暮里駅で降りられたことありますか? あの駅は山手線の内側と外側がはっきり分かれているんですが、やはり内側のほうが高くて、外側になるとガクッと安くなるんです。だから、西日暮里駅周辺の山手線の外側は、立地的にもいいし、結構おいしい地域です。本当にお勧めします。若い人でも、子育てをするにも、もう荒川区が一番です。手当も充実していますから、最近、わざわざ越してくる方も増えているんですよ。

三芳建設株式会社常務取締役 南雲史成氏インタビュー

インタビューを終えて

南雲さんの荒川区への愛を感じませんか? 地域密着型の建設会社で、荒川区の人たちに愛され育てられてきた会社ですから、当然のことかもしれません。
榎並も、将来おうちを建てる時には、荒川区で三芳建設さんにお願いしたいなと思いました!

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