緊縛モデルが語る、吊られる体のリアルなセクシー

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キニナルWEB ここがキニナル!

日々、Instagramでいろいろな人の写真を楽しむのが日課の私、榎並ですが、ある日、偶然出会った写真に衝撃を受けました。私自身、写真を撮られる仕事をしてきましたが、こ、こんな写真をアップしても大丈夫なの……? 女でも不思議と魅せられてしまうその体の持ち主にぜひお話を聞きたいと思いました。というわけで、今回はpomme_midyというお名前でInstagramで活動中のアート系モデル、ミドリさんに会いに行きました!

外見に中身が追いついてきた26歳

ええと、ミドリさん、でいいのでしょうか(緊張)。
ミドリという名前で緊縛のアート系モデルをメインに活動していて、DJが絡むときはMidyという名前です。
失礼ですけれど、今おいくつですか。
26歳です。ちょっと老け顔ですが。
とんでもない! 女性らしいお顔だと思います。
あ、本当ですか。うれしい。
いろいろな経験をして、セクシーさも含めてお顔に出ているような。
どうなんですかね。高校生のときから、制服で髪を切りに行くと、美容師さんから「お仕事帰りですか」と言われてました(笑)。今ちょうど外見と中身が合ってきたのかも。今までは中身がガキんちょなのに外見だけ大人っぽくて、バイトで、何も喋っていないのにデキる子と勘違いされてメチャメチャ期待されるんですよ。でもアルバイトなんてしたことなかった頃は失敗ばかりで、「何かイメージと違った」と言われたり。今ようやく追いついたのかも。
普段はアルバイトされているのですか。
結構毎日違うことをやっています。動画編集の仕事もしたり、スナックで働いたり。DJとデッサンモデルの仕事がないときはアルバイトという感じです。スナックは週2くらいやっているかな。人と話すのが苦手だったので、年上の人との接し方を勉強できると思ったんですが、コロナになってしまって。キャバクラにくらべるとスナックってフランクでしょう。
職場の人や友達は、じつはモデルだと知らなかったり?
いえ、もう隠さずオープンにしていて、今、動画編集で雇っていただいている人もそうなのですが、全員、元々DJやモデルをしている私を見て応援してくれている人なんです。「この前もいい体していたね」と言われたりする感じで、全然隠してないです。有名なアーティストに撮っていただいたときには、「あの人に撮られるなんてかっこいい」と言ってくれます。

会ったその日に「ちょっと吊られてみる?」

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© Hajime Kinoko

 

さてそろそろ本題に。でもどこから聞いたらいいか迷うなあ…
私、縛りのモデルさんにお会いするのは初めてなんです。あの……亀甲縛りというのは、また違うんでしょうか。
ああ、もう一緒です。緊縛の一種に、亀甲縛りとか有名なものがあるんです。
なるほど、そうだったのか(恥)!
ジャンルとしては「緊縛」ということになるんですね。その中に縛りがいろいろあると……初めてやられたのは何歳ぐらいのときですか。
美大生だった頃にアルバイトでデッサンモデルをやっていて、描いてもらった絵をInstagramに載せていました。それをデンマークのフォトグラファーが見つけてくれて、写真のモデルをやってみないかと誘われたんです。そのカメラマンと何回か写真を撮っているうちに、Hajime Kinokoさんという緊縛アーティストに紹介されて。そうしたら会ったその日に「君、良い体しているし、雰囲気もあるから、ちょっと吊られてみる?」みたいな感じで、いきなり縛られて、吊るされて、「あ、いける子だね」と言われて、もうその翌月からKinokoさんと作品を作るようになりました。
トントントン、と縛りの世界に。何かウサギの穴にはまったみたい。
Hajime Kinokoさんといえば著名なアーティスト。そんな人にひと目で見込まれちゃったなんてすごい。
どこを見て、「この体を縛ってみたい」と思ったのでしょうね。
何と言っていたかな、「セクシーな雰囲気はあるけど、下品なエロさじゃなくて、上品なエロティックな雰囲気があるから」と言われたことはあります。女性らしいけれども、エロくならない、みたいな。
それって女性に対する最大の誉め言葉かも……
そういう写真を撮られることはためらいはなかった?
もうヌードのデッサンモデルをしていたので、脱ぐことには抵抗がなかったんです。今でもアート系のモデルはヌードの撮影が多いですね。
それからはどんな活動を?
アパレルのルックの撮影もしますし、Kinokoさん関係のお仕事ではCDのジャケットアート作品に参加したり。ミュージックビデオ系もやります。ほかにも個人で活動されているフォトグラファーさんの作品作りとか。たまにTVCMにも出ます。最近はオッズパークのCMに出ました。フルフェイスのヘルメットを被っているからわからないんですけど。ヘルメットは脱いだら駄目と言われちゃって。あとフジテレビONEの温泉企画の番組にも出たりしています。私自身がフォトグラファーとして写真を撮ることもあります。DJ友達のアーティスト写真を撮ったり。

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最近では、MYTH & ROIDという2人組のシンガーのジャケット撮影で、Kinokoさんが大きなインスタレーションを作ったんです。白い繭みたいなものをロープで括って、そこにロープにまみれた女の子たちが何人も吊るされるというものなんですが、それに参加しました。
憧れのアーティストさんはいますか。
まず緊縛系だったら、Brooke Dyan Candyという緊縛モデル兼ラッパーで緊縛モデルもやっている人。TRUMPROOMというクラブで、クラブミュージック+パフォーマンス+ライブみたいなことをやっていて、Brooke Dyan Candyさんを緊縛した状態でラップするというパフォーマンスがあったんですが、それがすごく良かった。
す、すごい……ヤバイじゃないですか。ひいちゃいそう。
ちゃんと歌えるように縛っているんです。とにかくすごくかっこよくて、モデルやっている方ですからファッションもすごくオシャレで。
あとはClara 3000(Clara Deshayesと読む)というモデルとDJさん。Peggy gouトップDJで、アパレルデザイナーとモデルもやっていて、すごくおしゃれで、DJもかっこいい。
それとDunstinaさんというトランスジェンダーモデル、ドラァグクイーンもすごいです。メチャクチャ美しいトップモデルさんで、DJもやっています。
この4人の共通点は、音楽・ファッション・アートの全部をやっていて、それをミキシングして自分の色に落とし込んでいること。ファッションはボーイッシュだったり、フェティッシュだったり、それぞれ違いますが、全部を自分の要素にまとめている人たちに憧れています。
なるほど。自分のカラーを持っていると。
そうです。複数のことをやっていても一貫性があるのがかっこいい。私はまだ今手探り状態ですが、のちのちそういうふうに集約してひとつの形にしていきたいんです。よく「結局何がしたいの」と聞かれるのですが、私の答えは「全部やりたい」です。今挙げた4人は全部をやっている人たちで、私の目標です。
Kinokoさん以外の緊縛アーティストの作品にも出たりしているのですか。
今のところKinokoさんだけです。Kinokoさんの弟子で、ブラックの女性緊縛師がいて、今はもう日本にいないのかな、その人の依頼で一度縛ろうという話があったのですが、バラシになってしまいました。それぐらいですね。アーティストとして活動している緊縛師が少なくて、プレイのお誘いになってしまったりして、「それは違う」と答えています。

緊縛モデルとして見ること、見られること

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© Kusk Lasse

 

緊縛のモデルってちょっと過激なイメージだけど、どうやらコワイ人ではなさそう……?
もちろん過激な面もあるのですが、海外では少しずつアートとして認知されはじめているジャンルなんです。縛りの技術って、昔、罪人を縛ったりするときのものから来ていたり、そういう伝統的な要素もある。そういうこともモデルを通して広げられたらいいなと思っているんです。もちろんプレイで縛る人もいますが。
普通はプレイのほうを想像しますよね。亀甲縛りとか(←まだ言ってる)、ちょっとエロいんじゃないかって……
私、緊縛モデルだと言っていないのに、SM嬢のスカウトを3回も受けたりしているんです。なんとなく、そういう雰囲気に見えるらしくて。
そういう雰囲気を醸し出しているのかな。
そう見られて、どう思いますか?
そういう才能があるのかなとも思うので、「あ、やらないです」と断りながら、別に嫌な気持ちにはならないです。やる、やらないは、私の選択なので。
私も、そういうエロをやっていない人がやっているのかと思ってました。
いろんなことを言ってくる人もいるのでは?
私の体を見てエロいと感じて、私に興味を持ってくれるのはいいのですが、そのことを言って私の気持ちが動くかといったら、動かない。「ああ、この人、失敗したな」と思います。
Instagramで嫌なオファーも来たり。
メチャクチャあります。でも、そういう方には、今まで撮ってくれた作品のコンセプトやバックグラウンドを説明して、1時間いくらの報酬を提示すると、だいたい消えます。撮影の前になると、「お金が出せないのですけど」という人もたまにいます。「それでもやってほしい」という人には「とりあえず一度お茶しましょう」と言って話を聞き、作品がいいと思ったら、お友達として撮影をOKすることもあります。信頼できる方であれば、という感じです。作品を見れば大体分かります。その場合は「出せる範囲で」。さすがに無償というわけにもいかないので。
まったく同感。男はよく「減るもんじゃない」なんて言うけど、「いや、そんなことない!」ですよね。価値を持たせるということはすごく大事です。
そのへんをきちんと自分で見きわめて行動されていて、やんわりお断りする仕事も多いと。
海外の方に多いのですが、「日本に来ている間に君にモデルをやってほしい。報酬もちゃんと渡すよ」とか言って日にちも決めたのに当日来ない、もう連絡つかない、というような。たぶんスケジュールが変わっちゃって、「もう行けないや、いいや」という感じで切っちゃうんでしょうね。
でも、海外からもオファーが来るなんて、さすがですね。
海外のほうが受けが良いんですよね。日本はまだ一般にアートが浸透していない。ヌード見るなら好みの子の写真のほうがいい、というような感覚があって、マッチしないんです。だから海外の人が見出してくれることのほうが多いです。
Instagramでもほぼヌードの写真がありますが、大事なところはボカしてある。私、初めて見たときはアップにして見ちゃいました。
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© Kusk Lasse
あの写真も一度Instagramの運営側に消されたんです。そこは価値観の違いだから仕方ないと思いますが、あの写真の体を見て、「今度ミドリに会ったらエロいことをしてやろう」と思う人は絶対いないと思う。
エロさというより、ひとつの絵だと思いました。
絵と言われるとすごく嬉しいです。そういう狙いでやっているので。

自分の体が嫌だった

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そもそも、ヌードデッサンモデルを始めたきっかけは何だったのですか。
美大生でヌードデッサンを描いていたんですが、あるとき舞踏ダンサーさんがモデルになってくれて、すごく美しかったんです。緊張感もあって、単にきれいというだけでなく、セッションみたいな感じがしたので、面白そうだと思ったんですね。
自分の体つきは結構独特というか、痩せ型なのにおっぱいがでかかったりして、そのとき彼氏もいなかったので「もったいないな」と思ったんです。自分という素材が誰にも見られずになくなっていくのはすごくもったいないし、それをエロではなくきれいに表現できたらかっこいいと思って、チャレンジしました。
自分の体に自信があった?
いえ、それはありませんでした。でかいいおっぱいが嫌いでした。エロ目線だとみんなに羨ましがられますが、実際におっぱいだけを見て、その人を好きになるかといったら、そんなことはないですよね。それまで彼氏ができたことがなくて、Tシャツを着てもパンパンになっておしゃれじゃないし。胸のせいで自己肯定感が下がっていたんです。それが、実際にモデルをして絵になった自分の体を見たら、「きれいじゃん、良い体じゃん、私」と思えて、自信を取り戻しました。デッサンモデルやアートモデルになることで、嫌だった自分の体が好きになったんです。
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© Filthandpolaroids

 

Instagramにも「昔は中途半端な自分の体が嫌いだった」と書いていましたね。
そう、嫌いでしたね。おっぱいのバランスがすごく悪いんです。胴に対して脚が短かったり、胴が長くて腰回りが痩せているのにおっぱいだけだったり、肋骨が長すぎたり。私は側湾症で、背骨も曲がっているんです。そういうものを抱えて、そう見えないように表現する方法を研究したんです。絵画で「こういうポーズがきれいなんだな」と勉強したり、脚が長く見える角度とか。それで姿勢も体つきもだんだん変わっていきました。昔は「なんだ、この汚い体は」と思っていた。
今まで言われて嬉しかった言葉は。
2019年末にイスラエルのフォトグラファーの作品を作ったんですが、「君は何かすごくconfidenceな女の人だね」と言われました。「自信があって、オープンな女性」ということだと思いますが、それがすごく嬉しかったので、覚えています。
ほかに自分を変えてくれた言葉は。
デッサンモデルを始めたばかりの頃は自信がなく、「胸が大きいね」というようなことしか言われなくて、ずっとそれが嫌でした。でも、「君の体はセクシーだけど、ソリッドな雰囲気があるからすごく絵画的だよ」と言ってもらえたことがあって、それはすごく自信につながりました。メチャメチャ嬉しかったです、本当に。

縛られることの陶酔

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そろそろ、聞いてみたかったことを……。
吊るされているときって、痛くないんですか。引っ張られて宙に浮いている状態ですよね。
痛いんですけど、本当に面白くて。お互いのコンディションとかマインドで、すごく変わります。何ですかね、痛いんですけど、苦しくない。Kinokoさんは絶妙なタイミングでやってくださるんです。他の人が縛ると、ゆるくて痛くなくても苦しかったりする。信頼関係の部分がすごく大きく関わってくるんです。
初心者や下手な人が縛ると痕になっちゃうって聞いたことがあります。
Kinokoさんのも痕にはなりますよ。Kinokoさんは縄痕が好きなので、作品としてわざと痕が残るように縛っている。たぶん、初心者は痛いのがどこまで平気だとか分からないから、余計に痕になるんじゃないかな。
そのPV撮影では、頭が下、足が上の状態で吊るされていて、前も見えないまま、他の人が吊るされている間、ゆらゆら揺れていたので、だんだん眠くなっちゃいました。
ええっ、だって頭に血が上りませんか。
メチャメチャ上って「ヤバイな」と思って、ハッと気づいたら撮影が終わっていて、「えーっ?」(笑)

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完全に気を失っていた……。
寝ちゃっていたんです。調べたら、体を締めつけて入眠させる睡眠療法があるらしくて、ストレスが緩和されて入眠しやすいそうです。Kinokoさんの縛りがうまかったから眠くなったんでしょう。
「縄酔い」といって、縛られて吊るれるとギューッと血が溜まって、パッと縄を解いた瞬間にパッと流れるから、お酒を飲んだみたいな感じになるんです。本当にフラフラとして、楽しい感じになる。良い撮影だと楽しくてケラケラした感じになるし、つまらない撮影だとしんどくなったりするから、精神的な部分って結構大きく関わってくると思います。
むぅ。
縛るのにかかる時間って、どのくらいなのですか。
Kinokoさんはすごく早いです。5分もかけずにバババババッとインスピレーションで縛って、撮影自体も2分〜3分くらいで、限界がくる直前で解いてくださる。血が通わなくなって痺れがなくなってきたら、ヤバイんです。力が入らなくなってバランスが崩れて、他の場所の縄がギュッと苦しくなる。Kinokoさんはそうなると「ああもう駄目だね」とすぐ下ろしてくれます。
それが大体3分くらい。
長い人だと5分、10分、縛るものにもよります。安定感があって辛くない縛りなら、結構長い間平気なんですけど。
縛られているときってどんな気持ちなのでしょう。気持ちいいのかな。
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© Hajime Kinoko
エッチな気持ちにはなりませんが、Kinokoさんが縛っている最中、解く前はすごく気持ちいいです。マッサージを受けていたり、ハグされていたりする感覚というか。
包み込まれている感じ?
すごく安心できる感じ。それはKinokoさんだからでしょうけれども、すごく心地いいんです。縛られてからは、ジワジワ苦しいですけど。
うーん。やられてみないと分からない感覚だなあ。
ぜひ体験してみてください。Kinokoさんも誰でも参加できる教室を開いています。
リアルのお友達などに縛りを勧めたりしないのですか。
しています。というか、相手から来ます。いろんな子から「じつは私もあの人の作品が好きだから縛られてみたいんだよね」と言われることがメチャメチャあって、Kinokoさんもお忙しい方なので、なかなか紹介できていないんですが、同い年くらいの女の子から「縛られたいんだよね」と言われることは多いんです。
そうなんだ。なぜでしょうね。
ちょっとMが入った世界観に興味があったり、いつもと違う自分になりたかったり、解放したいという気持ちがその子の中にあって、その入り口として分かりやすいんでしょうね。
遊び感覚で行って、イメージが変わってはまることもありそうですね。
でもいきなりギュッと縛るのは教えないんです。手から縛って、縄の扱い方を丁寧に教えてくれます。
男性は自己流でやらずにちゃんと教えてもらって、それを彼女にやってあげたら、彼女がすごく気持ちいい体験をできるかもしれない。
コミュニケーションとしていいと思います。変態プレイというより、コミュニケーションの方法として。Kinokoさん以外にも有名な緊縛師の教本や、縛りのハウツーDVDとかありますから、最初はそういうので始めてもいいと思うんです。
そういえば……縛りって男性でもやる方は多いのでしょうか。あまり見ないような。
男の人を縛る。やっている方います。アート作品ではありますね。Kinokoさんも、ちょっとギャグっぽい感じでしたが、蛭子能収さんを縛っていますね。私も縛りを勉強しようと思って、縛るなら男の人と思ったんですけど、生半可な覚悟ではできませんでした。でも、あったらいいですよね。たぶんそのうちやる人が出てくると思います。男の人だと変態のイメージがついちゃうんですよね。
男性でも、自分の中にない、ちょっと変わったことをやってみたい気持ちはあると思うので、すごくいいと思います。
海外は多いかもしれません。海外では緊縛はジャパニーズボンテージというジャンルになるのですが、レザーベルトで体を縛るというのがよくあります。調べていると結構男の人が出てきますから。

「セクシーはかっこいい」を浸透させたい

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自分は他のモデルと違っていると感じますか。
体に対する「ボディポジティブ」という感覚があります。女の子がおっぱいを好きでも恥ずかしくないとか。普段自分がやっている要素を取り入れて、かっちりしたファッションの撮影でもちょっとセクシーな顔をしたりするのは、他のモデルと違うかなと思います。
私も「セクシーな表情して」って撮影で言われることあります!
どうやったらできるようになるんでしょう。
何だろう。自分の中に理想の絵みたいなものがあるのかな。好きな画家の描く女の人の顔だったり、写真だったり、そういうものが頭の中にあるのかも。
言われてもできない方も多いですよね。すごく難しいと思うんです。
私自身がセックスに対してオープンな考えを持っているからかもしれません。やたらといろんな人とするのがいいとは思いませんが、悪いことではないというか。日本には「セフレがいるのは不誠実」という感覚があるけど、私はそう思わない。セフレがいる人であっても、その人との関係性だから気にしたりしない。
日本は何かとセックスのことを隠しますよね。外国の映画を見ていると、ものすごく自分の体を相手にアピールする。日本人はおっぱいが小さかったり毛が長かったりするのを恥ずかしがるけど、海外では男性にセクシーさをアピールするのはクール、かっこいいという感じですね。
セクシーであることは、かっこいいこと。日本にもそれを浸透させたいですね。アジア人だってそれでいいと思う。
セクシーな表情を出したり、というのはそういう意図があるわけですね。普通のモデルは、可愛い顔とか、ちょっと子どもっぽい仕草をしがちですが。
そうですね、マインドの問題というか。女の子の水着撮影というと、すぐ前かがみで撮ったりしますが、私の感覚では、自分から胸をバーンと開いてセクシーな顔をした方がかっこいいと思うんです。

女性のためのフェムテック商品に興味がある

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© Kusk Lasse

 

今後やってみたい活動は。
今は緊縛師に縛ってもらっているフェティッシュな、特殊な女の子というイメージで見られがちですが、そういう固定概念を覆していきたい。フォロワーも男性が多いし、そういうものが好きな人たちばかりですが、もうちょっとファッションに力を入れて、同世代の女の子たちにかっこいいと思ってもらえる活動をしたいです。最終的な目標はボディポジティブを広げたいということですから。
なるほど。
あと、フェムテック系のPRをやりたいと思っているんです。
フェムテック?
女の人のためのテクノロジーで、いわゆる大人のおもちゃだったり、セックスの不具合に対する女性向けの商品です。夜の世界の女性だけじゃなく、昼の人たちにも気軽に使ってもらえる商品のPR活動をしてみたい。緊縛モデルをしているから、そういうものに抵抗がない私がやったらいいんじゃないかなと思っていて。フェムテック関係のものを絡めた音楽イベントができたら面白いと思う。
今の活動はInstagramがメインですね。もっとミドリさんのことを知りたい方は、Instagramを見てもらえればということですね。
ぜひ。Twitterもやろうと思ったんですけど、文章では伝えきれない部分があるので、画像メインでできるInstagramが一番合っていると思っています。

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キニナルWEB インタビューを終えて
過激な話も交えつつ、すっかりミドリさんの存在感に魅せられた私。そして縛りの世界への興味もフツフツと……いつか亀甲縛りにチャレンジしてみようかなっと思った榎並でした。 取材日:2020年10月23日キニナルWEB

    
    

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