緊縛モデルが語る、吊られる体のリアルなセクシー

会ったその日に「ちょっと吊られてみる?」

緊縛モデルが語る、吊られる体のリアルなセクシー
© Hajime Kinoko

 

さてそろそろ本題に。でもどこから聞いたらいいか迷うなあ…
私、縛りのモデルさんにお会いするのは初めてなんです。あの……亀甲縛りというのは、また違うんでしょうか。
ああ、もう一緒です。緊縛の一種に、亀甲縛りとか有名なものがあるんです。
なるほど、そうだったのか(恥)!
ジャンルとしては「緊縛」ということになるんですね。その中に縛りがいろいろあると……初めてやられたのは何歳ぐらいのときですか。
美大生だった頃にアルバイトでデッサンモデルをやっていて、描いてもらった絵をInstagramに載せていました。それをデンマークのフォトグラファーが見つけてくれて、写真のモデルをやってみないかと誘われたんです。そのカメラマンと何回か写真を撮っているうちに、Hajime Kinokoさんという緊縛アーティストに紹介されて。そうしたら会ったその日に「君、良い体しているし、雰囲気もあるから、ちょっと吊られてみる?」みたいな感じで、いきなり縛られて、吊るされて、「あ、いける子だね」と言われて、もうその翌月からKinokoさんと作品を作るようになりました。
トントントン、と縛りの世界に。何かウサギの穴にはまったみたい。
Hajime Kinokoさんといえば著名なアーティスト。そんな人にひと目で見込まれちゃったなんてすごい。
どこを見て、「この体を縛ってみたい」と思ったのでしょうね。
何と言っていたかな、「セクシーな雰囲気はあるけど、下品なエロさじゃなくて、上品なエロティックな雰囲気があるから」と言われたことはあります。女性らしいけれども、エロくならない、みたいな。
それって女性に対する最大の誉め言葉かも……
そういう写真を撮られることはためらいはなかった?
もうヌードのデッサンモデルをしていたので、脱ぐことには抵抗がなかったんです。今でもアート系のモデルはヌードの撮影が多いですね。
それからはどんな活動を?
アパレルのルックの撮影もしますし、Kinokoさん関係のお仕事ではCDのジャケットアート作品に参加したり。ミュージックビデオ系もやります。ほかにも個人で活動されているフォトグラファーさんの作品作りとか。たまにTVCMにも出ます。最近はオッズパークのCMに出ました。フルフェイスのヘルメットを被っているからわからないんですけど。ヘルメットは脱いだら駄目と言われちゃって。あとフジテレビONEの温泉企画の番組にも出たりしています。私自身がフォトグラファーとして写真を撮ることもあります。DJ友達のアーティスト写真を撮ったり。

最近では、MYTH & ROIDという2人組のシンガーのジャケット撮影で、Kinokoさんが大きなインスタレーションを作ったんです。白い繭みたいなものをロープで括って、そこにロープにまみれた女の子たちが何人も吊るされるというものなんですが、それに参加しました。
憧れのアーティストさんはいますか。
まず緊縛系だったら、Brooke Dyan Candyという緊縛モデル兼ラッパーで緊縛モデルもやっている人。TRUMPROOMというクラブで、クラブミュージック+パフォーマンス+ライブみたいなことをやっていて、Brooke Dyan Candyさんを緊縛した状態でラップするというパフォーマンスがあったんですが、それがすごく良かった。
す、すごい……ヤバイじゃないですか。ひいちゃいそう。
ちゃんと歌えるように縛っているんです。とにかくすごくかっこよくて、モデルやっている方ですからファッションもすごくオシャレで。
あとはClara 3000(Clara Deshayesと読む)というモデルとDJさん。Peggy gouトップDJで、アパレルデザイナーとモデルもやっていて、すごくおしゃれで、DJもかっこいい。
それとDunstinaさんというトランスジェンダーモデル、ドラァグクイーンもすごいです。メチャクチャ美しいトップモデルさんで、DJもやっています。
この4人の共通点は、音楽・ファッション・アートの全部をやっていて、それをミキシングして自分の色に落とし込んでいること。ファッションはボーイッシュだったり、フェティッシュだったり、それぞれ違いますが、全部を自分の要素にまとめている人たちに憧れています。
なるほど。自分のカラーを持っていると。
そうです。複数のことをやっていても一貫性があるのがかっこいい。私はまだ今手探り状態ですが、のちのちそういうふうに集約してひとつの形にしていきたいんです。よく「結局何がしたいの」と聞かれるのですが、私の答えは「全部やりたい」です。今挙げた4人は全部をやっている人たちで、私の目標です。
Kinokoさん以外の緊縛アーティストの作品にも出たりしているのですか。
今のところKinokoさんだけです。Kinokoさんの弟子で、ブラックの女性緊縛師がいて、今はもう日本にいないのかな、その人の依頼で一度縛ろうという話があったのですが、バラシになってしまいました。それぐらいですね。アーティストとして活動している緊縛師が少なくて、プレイのお誘いになってしまったりして、「それは違う」と答えています。



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