「神戸、大人の小学校。」開催レポート

4時間目(技術)
村山繁先生「ドローン社会の現在と未来は」

神戸、大人の小学校。-村山繁「ドローン社会の現在と未来は」
【村山繁】産経新聞社で記者、副編集長等を経て、2016年「Drone Times」の創設とともに副編集長就任・取材、執筆の他イベント企画、公演、司会、インターネットなどを手がける。その後独立し、令和元年ドローン前提社会の実況を通じて価値ある未来を手繰り寄せる新たな情報配信サイト「Drone Tribune」を創刊し現職。

4時間目は「ドローントリビューン」編集長の村山繁さんです。
ドローンの定義から社会に於ける役割、未来の姿を示してくださいました。
ドローンに関わると面白い人に出会え、そこからまた興味を持つ人が増えるかもしれないと、奔走されています。
近鉄電車が空飛ぶ車の「スカイドライブ」に出資するというニュースや、2025年の関西万博で「空飛ぶクルマ」が登場することなどを紹介され、未来が現実になっていることを感じました。

兵庫県猪名川町などではドローン活用が具体化しています。兵庫県地域振興課の高橋さんが登場し、多自然地域でのドローン活用事例などを教えてくださいました。運ぶことや見守ることにも役立ちます。新しいことなので、行政だけではなく企業や他の自治体などとの連携も必要だということです。


村山さんは、熱意のある人がいるかいないかで大きく変わるので、もっと「ローカルスーパープレイヤー」が出現することを待望されています。
大切なことは「面白そう・助けてくれそう・かなえてくれそう・作れそう」と思うことだと仰います。ドローンはこれまでになかったものです。近い将来に新たなインフラとなるものなので、多くの人が理解し、協力することも大事なことです。そうした意味では「進める人・利用する人・応援する人・育成する人」がもっと必要です。そして「使い、見る、触れる、思う、伝える」ということから少しずつでも仲間が増えていけばいいですね。
村山さんは「ドローン前提社会を実現し価値ある未来をたぐりよせましょう」と大きな声で呼びかけられました。

 

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