攻めと守りのサポートで企業から依頼殺到!ママならではの細かいサービスとは?

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子育て中の女性の仕事の難しさや悩みを解決したかった

 

――どういうきっかけでこの会社を作ることになったのですか?苦労した点があれば教えてください。
もともと会社員として特許事務所で商業事務をやっていたのですが、子育ての関係で、どうしても休まなくてはいけない日があって、周りの方は「気にしなくていいよ」と優しくしてくださったのですが、私のほうが申し訳なくなって、続けられなくなってしまいまして……。
――「子育てあるある」ですね。
「出産した女性が会社で働くことの難しさや悩みをなんとかしたい」という思いから、このサービスを立ち上げました。
――雇用される形だと時間に縛りがありますものね。
 
松木さんは立ち上げ時から、経営者の方の手助けをしたいと考えていたそう。
経営者の方は皆さんすごく優秀なので、なんでも自分でこなしてしまう人が多くて、最初はその中に入っていくのが大変でした。やはり人に任せるとなると、そのために教える時間を割かなくてはいけなくなりますから。
いますよね。優秀がゆえに一人で全部やってしまう方。
 
――そういう中で、どのように仕事につなげていったのですか?
経営者の方の交流会に参加したのがきっかけでした。そこで興味を持ってくださる方と接点ができたり、紹介をしてもらえたり。
――なるほど。やっぱり異業種交流会は役に立ちますか?
一概にいいとは言いきれないですね……運だけで生き延びているところがあるので。
――それも、松木さんの力だと思いますよ。
最初の頃はたくさんの人と会うことを目的にしていたのですが、それだけではダメだと思い、お会いする人を絞るようになってからは、良いつながりができるようになってきました。
――そこから、どんどんつながっていったのですね。ちなみに、この事業を始めてから、ご家庭のことは融通がきくようになりましたか?
そうですね。子どもがケガをしたときのような緊急時には、すぐに行けるところにいるので、前よりは心の負担がなく仕事をできますね。時間があるときには、子どもの忘れ物を届けに行ったりできています。
――それは本当に良かった。
 
お子さんは小学校2年生と4年生で、2人とも女の子だそう。
 
――今、一緒にお仕事をされている従業員さんはいらっしゃるのですか?
従業員という形ではありませんが、子育て中の女性や、これからご結婚される女性にお手伝していただいております。
――稼働はどれくらいなのでしょうか?

皆さん、大体1日2時間くらい働ける方が多いですね。あとは、曜日や、その方々のライ フスタイルに合わせてやってもらっています。作業場所はご自宅。領収書、経費、名刺などのデータ入力や、録音データの文字起こしなどをお手伝いしていただいています。
――なるほど。仕事をしたくても子育ての都合で家から出られないお母さんにも、可能性がありますね。
あとは、いずれ社会復帰をしたいから、その予行練習として仕事をしたいという方もいらっしゃいます。
――松木さん自身、会社を立ち上げたことで時間に融通が利くようになっていますし、松木さんのもとで働く方も、空いている時間で仕事ができるので、まさにwin-winの関係が成立していますね。
 
今のところ仕事の依頼も多く、人材募集もかけているそう。
 
――御社にはどんな方がマッチすると思いますか?
人のために何か役に立ちたいと思っている方ですね。年齢層には特に決まりはありません。我が強すぎると困ってしまいますが、自主的に提案してくださる方のほうが、より好ましいです。
――男性の場合はどうですか?
男性はちょっと……女性限定ですね。子育てをしている女性は、普段から子どものわがままを受け入れているので、許容力がありますし、かつダメなことにははっきりとダメと言える面がありますから、クライアントのサポートをするという仕事は、女性のほうが適任だと思っています。

 

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