“セクシー”であり続けること
―2000年にハリウッドで有名フォトグラファーに写真を撮られて、「セクシー&タフ」と絶賛されたそうですが。
影響というほどでもないのですが、海外のセクシーな女性を見て、ドキュンと来たんです。マリリン・モンローやマドンナもそうですし、50歳で007のボンドガールを演じたモニカ・ベルッチさんも、イタリアの宝石と言われるほどきれいな方ですが、今も年齢を重ねて美しくてセクシーです。そういう人を見るとパワーをもらえます。
―海外のセクシーは、かっこいいセクシーですよね。
そうです、品を失っていないんです。そういうセクシーにはすごくパワーをもらえるので、自分もそうでありたいということがあるかもしれないですね。
―今後は、どのような存在になっていきたいですか。
若い人たちにとっては、年齢を重ねることは怖くないし、素晴らしいことだと知ってもらえるような存在、それよりも上の方からは、人生をエンジョイする、楽しんでいくことを見つけたくなる存在でいたいです。音楽というのは楽しいことですから、ただ楽しんでいただきたい。何もプロを目指さなくても、歌が好きで歌うことは健康にも美容にもいいことです。音楽自体が素晴らしいので、人生を謳歌していただきたいなと、特に女性には思います。
アーティストとしてやりたいこととしては、今、新しいアルバムも作っているんですが、いつか映画を作りたいと思っているんです。
アーティストとしてやりたいこととしては、今、新しいアルバムも作っているんですが、いつか映画を作りたいと思っているんです。
―自分を描いた映画ですか?
そうです。別にスーパースターではありませんが、逆にひとりのシンガーとしてどういうことを大事にしてきたか、ひとりの女性としてどう生きてきたかということを形にしたいんです。ジョー君にも登場していただきたいですし。
―楽しみですね。
できれば年内に自分で脚本を書いて、来年くらいには撮りたいですね。今のコロナ禍の状況がどうなるかわかりませんが、2、3年のうちに作りたいです。ライブシーンはハートが飛び出すくらいのすごいシーンにしたい。
―今お話した内容が映画になるということですよね! そのお話だけでイメージが沸いて見たくなります。
この時期にインタビューを受けさせていただくのはすごく嬉しいんです。コロナで気持ちが沈みがちになりますから、振り返ると同時に未来を語る機会を与えていただいたという意味で。
―女優業はされているんですか?
映画は何本か出させていただいたことがあって、良いお話があればもっとやりたいです。演技の勉強をしたわけではありませんが、以前ミュージカルに出たとき、歌とダンスと演技の中で演技が一番いいと宝塚のプロデューサーに言われたことがあります。ミュージカルは赤坂と宝塚でやったんですが、リハのときから100%入り込んで、毎回泣くシーンで本当に泣いていました。
―舞台で、観客が見ている前で泣けるのはすごいですね。
何ならプライベートも泣けます。向いているとは思います。
―今後も女優業に期待大ですね。
やってみたいですね。できる役は限られるかもしれませんが。
―最後に、直近の活動予定を。
今アルバムを制作しています。一緒に制作をしてくださっている方おふたりがすばらしくて、おひとりはSOUL’d OUTのSHINNOSUKEさん、もうひとりはEXILEや安室奈美恵さんに曲の提供をしているMICHICOさん。その3人で制作しています。MICHICOさんはアメリカに住んでいるんですが、「Meyouちゃんはやっぱりアメリカに向いているよ、海外でやった方がいいよ、やろうよ」と燃えています。
―昨年からはコロナでなかなか思うように活動できなかったと思いますが、これからが楽しみですね。
コロナで精神的に落ち込んでいらっしゃる方が多いんじゃないかな、と思います。でも人生は考え方、捉え方ひとつです。コロナだからこそできることもある。私はコロナ前までライブが忙しすぎて制作する時間がとれませんでした。学ぶ時間もできました。皆さんもいろいろ戸惑うことや辛いこともあるでしょうけれど、心には常に太陽を持って、自分磨きを楽しんでいただきたいです。今のうちにキレイにしちゃおう、と楽しんでいただけたら。
インタビューのあとまもなくバースデーライブがあったので思わず観に行ってしまいました。素敵なバンドの演奏で歌うMeyouさん、かっこよかった~! 今後の活躍がますます楽しみになりました!