美容師は素晴らしい仕事。諦めてしまった人にこそ、うちで働いてほしい。

美容師は素晴らしい仕事。諦めてしまった人にこそ、うちで働いてほしい。

すべてのサロンが低賃金重労働ではないことを知ってほしい

 

――美容師は、自分が働きたいサロンをどのように選んだら良いのでしょうか
気になるサロンがあったら、客として通ってみるのが良いと思います。今は新卒採用もしていますが、うちはなるべくアルバイトから入れるようにしており、そのまま就職した人もたくさんいます。
――なんらかの事情があって美容師を辞めてしまっても、美容師の仕事が好きなら、諦めてほしくないと思われますか

 

辞めてしまった理由にもよると思いますが、たまたま入ったサロンが合わなかったという場合が多いと思います。美容業界が合わなかった、というくくりで考えないほうがいいでしょう。オーナーと合わない、お給料が低い、といった理由なら、サロンを変えれば環境を変えられます。一店舗だけ働いて美容師の仕事を諦めずに、他のサロンも知ってほしいと思います。
先ほども言いましたが、サロンを選ぶときは、客として美容室に行ってみて、雰囲気を確かめるのが良いと思います。最近では美容室を選ぶ際、ホットペッパービューティーを利用する方が多いようです。お店の中の雰囲気や、どんな美容師が働いているかどうかを確認するようです。また、自分が修行してきたことを活かして、きちんと稼がせてくれるサロンかどうかということを見きわめることが大切だと思います。給料はいつまでも上がらないのに、ただ「稼げ」と言うオーナーも多いと聞きます。
――美容師の仕事について、誤解されてほしくないことはありますか

 

低賃金、重労働という誤解をしてほしくありません。朝8時から練習、夜は終電で帰宅、休みもほとんどない、という古いタイプの美容室はまだまだあると思います。サロン業界はまだ離職率が高く、「ブラック」だと言われることも多いのが現実ですが、すべてのサロンがそういうわけではありません。
もちろん、営業後に練習はします。「うちはあまり練習をやりません」というサロンに、お客様がお金を払いたいかどうかをよく考えてほしいと思います。美容室の明かりが点いているかどうか、お客様は意外とよく見ています。遅くまで頑張っている姿を見て、お客様はこの店の美容師に任せても安心だと思うのです。遅くまで働くことを心配する人もいると思いますが、効率の良い練習方法を考え、効率の良い美容師を育ててくれるサロンを選べば良いと思います。

 

Advertisement

NEXT  特別なセンスや才能がなくても活躍している人もいる
  1 2 3 4 5

    
    

インタビュー・取材記事の制作承ります

インタビュー記事は最強のオリジナルコンテンツです。
ありきたりではない記事によって
あなたのウェブサイトの検索順位を向上させます。

キニナル!人へのインタビューカテゴリの最新記事