美容師は素晴らしい仕事。諦めてしまった人にこそ、うちで働いてほしい。

美容師は素晴らしい仕事。諦めてしまった人にこそ、うちで働いてほしい。

子どもの急な発熱にでも対応できる、ママでも働きやすい環境を作りたい

 

――スタッフさんの働き方、勤務時間、生活スタイル、一日の過ごし方はどのようなものですか

未婚のスタッフは朝9時に来て、掃除をして、10時の開店の準備を行います。終わる時間は、早いときは7時半くらいです。美容室は夜遅くまで電気が点いているというイメージがある方もいると思いますが、うちでは就労規則をしっかり作っています。
営業時間後に練習を自主的に行うスタッフもいますが、いつまでも長々と練習すれば良いというものではありません。レッスンは時間を決めています。ママ美容師が多いため、なるべく早く営業を終わらせて、練習は1時間半みっちり集中して行い、終わります。ママ美容師でも稼げる環境を作ってあげたいと思っています。
ママ美容師が多いため、日曜日に子どもの運動会などイベントが重なり、美容師の数が少ないことがあります。そういうときは予約を制限することで、乗りきっています。
また、子どもの急な発熱などの場合も、欠勤を受け入れたり、子どもを美容室に連れてきてもらって一緒に遊んであげたりします。夜の飲み会にも誘ったり、働きやすいと感じてもらえるよう、工夫をしています。
お客様が離れていかないように、産休育休を長期間取らず、3〜4ヶ月ほどの短めな休みの後に復職する美容師がほとんどです。復職してからも、授乳などで一度帰宅するといった自分のタイムテーブルを作りながら働きつづけています。
――サロンのに近くに住んでいるスタッフが多いとのことですが、住宅手当などの制度はあるのでしょうか
今は、住宅手当を支給しています。車の事故が心配なので、手当を出すからサロンの近くに住んで、歩いて帰ってほしいと思っています。住宅手当を出してもらえるからという理由で遠方から引っ越してきた人もいます。

 

Advertisement

NEXT  すべてのサロンが低賃金重労働ではないことを知ってほしい
  1 2 3 4 5

    
    

インタビュー・取材記事の制作承ります

インタビュー記事は最強のオリジナルコンテンツです。
ありきたりではない記事によって
あなたのウェブサイトの検索順位を向上させます。

キニナル!人へのインタビューカテゴリの最新記事