オーナー経営者から引く手あまたの企業組織変革コンサルタント

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営業組織の変革で、今、必要な”攻め”とは

 

営業組織の変革についてのサービスについてはどうでしょう。
競争環境が厳しくなっているので、どんどん攻めていかないといけない、とおっしゃっていましたが。
たとえば、ホテル業界だとすると、ネットとかで個人客が申し込むのを待っている待ちの商売に対して、自分から旅行団体客を獲得しに行くというのが攻める、ということ」「もう1つが、積極的に顧客を啓蒙していく、ということ。それが2番目の攻める、です。
たとえば、ペットボトルの水って、今では普通にお金出して飲んでるけど、私の子どもの頃は売ってなかったんです。だからそんなのにお金払うの?という感覚があったんですよね。
わかります。お水にお金を出すのは今でも意味がわからないというか、納得できないというか。
そういう人には、お水って、ちゃんといいものを飲んでないといけないんだよ、ということを啓蒙して、元々欲しくない人に欲しいと言ってもらわないといけないんですよ。
買いたい人に売るだけではだめだ、ということですね。
そうです。それがちゃんと出来ないと売れない時代になってる。そういう啓蒙するという力が足りない企業が多いのです。なぜなら、やってきていないから。業界の常識、世間の常識を変えていくリーダーシップが必要なのに、形ばかりの提案を提案営業と呼んだり、顧客の声をヒアリングして終わっている営業組織が多い。
今までの営業が、水を欲しがっている人を探すだけ。それについて、欲しくなかった人を欲しい人に変えていくというのが、これからの攻めの営業、ということでよろしいですか?
そうです。私のお客様は空気を売ったりしています。
えっ、空気を売る?空気の缶詰みたいな、怪しい商品だったりして。
具体的には、空気をきれいにするものを売ってるんです。今までだったら空気のきれいさなんて気にもしてないから、そんなものいらない、となりますよね。
そうですね。
ですが、子供の過ごす空気中に化学物質があったり、子どもは大人の2倍空気を吸う、と知ったら、ちょっと気になりませんか。
あっ!子どもの健康のことが気になります。悪い空気を吸って欲しくない、と思います。
 
攻める、といっても、もちろん乱暴なことではなくて、そういった情報を与えていって、啓蒙していくということらしい。
その結果、じわじわと普及していっています。
なるほど。

 

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