アイデアがよく思いつくバーがある
3冊目は、ちょっと変わって、夜の遊び方の本を書こうとしているそうです。
またまた、方向性が変わっていますね。アメフトのボールのよう。
またまた、方向性が変わっていますね。アメフトのボールのよう。
じつは、お酒が好きなんですが、アイデアがよく思いつくバーがあるんです。そのアイデアが降ってくるバーの機能をいろんな企業に持たせたいと思ってるんですよ。
え?企業にバー……なんかITバブルの時代にあったような?
昔、日本の住宅に縁側ってあったじゃないですか。近所の人たちも集まってくるような情報交換の場。あれと同じように、企業にも縁側があっていいんじゃないかと思って。縁側機能。営業組織の話をしていましたが、顧客との接点・社会との接点こそが新しい価値を生み出す場なのです。その接点をうまく混じり合わせるのに、どうしたら良いんだろう?って考えていたら、一つの答えがバーだったんです。ITバブルの時の社員クラブは社員に役員を接待させる場になっていましたが、そうではなくて、戦国時代でいうところの茶室と同じような空間ですね。日常の鎧を脱いで、五感の感度を高めるという点が大事なような気がします。無駄を省くだけでなく、そのような空間を企業は構築していくべきではないか?と。茶室に茶人が必要なように、バーにはバーテンダーが必要で、私も、そこでバーテンダーをして……。
安澤さん、その続きは、今度、バーで聴かせてください。
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